# 粕谷哲式V60レシピ（4:6メソッド）完全ガイド

> 2016年ワールドブリューアーズカップ優勝者・粕谷哲氏が考案した「4:6メソッド」を完全解説。5投に分けた注湯の仕組み、酸味と甘みの調整方法、初心者でも再現できる手順を紹介します。

**Canonical URL**: https://coffee-guide.jp/recipe/advanced-v60-recipe-tetsu-kasuya  
**Category**: コーヒーレシピ・アレンジ  
**Published**: 2026-05-24  
**Updated**: 2026-05-24  
**Author**: Coffee Guide編集部  
**Tags**: V60, 粕谷哲, 4:6メソッド, ハンドドリップ  

> ※ この記事には広告（アフィリエイトリンク）を含みます。Amazon.co.jp のアソシエイトとして、および A8.net を通じた提携先からの紹介料を受け取ることがあります。評価は公表情報または編集部の分析に基づきます。

---
粕谷哲（かすやてつ）氏は、2016年のワールドブリューアーズカップ（WBrC）でアジア人初の優勝を果たした日本人バリスタです。そのとき使用したレシピが「**4:6メソッド**」として世界に広まり、現在では世界中のコーヒー愛好家に愛用されています。


### 粕谷哲式V60レシピ（4:6メソッド）完全ガイド

難易度: intermediate / 時間: 3分 / 分量: 1杯分

**材料**

- コーヒー豆:20g
- お湯:300ml（93℃）
- V60ドリッパー:1つ

**手順**

1. 材料を準備する
2. 抽出する
3. 仕上げて完成


## 4:6メソッドとは

4:6メソッドの核心は、ハンドドリップの変数を「投の量」に絞り込んで、直感的に味をコントロールできるようにした点にあります。

### 基本の考え方

総湯量を「前半40%」と「後半60%」に分けます：

- **前半40%**：2投で注ぐ → **味のプロファイルを決定**（酸味と甘みのバランス）
- **後半60%**：3投で注ぐ → **濃度（ボディ）を決定**

これにより、「酸っぱかった」「苦かった」という感想に対して、どの投を調整すればよいかが明確になります。

## 標準レシピ（20g / 300ml）

| 項目 | 設定値 |
|------|-------|
| コーヒー粉 | 20g |
| 湯量 | 300ml |
| 比率 | 1:15 |
| 挽き目 | やや粗め（V60標準より少し粗い） |
| 湯温 | 93℃ |
| 各投の間隔 | 45秒 |

## 5投の詳細

| 投 | 量 | 累計 | 目的 |
|----|-----|------|------|
| 1投目 | 50ml | 50ml | 蒸らし + 酸味の設定 |
| 2投目 | 70ml | 120ml | 甘みの設定（計40% = 120ml） |
| 3投目 | 60ml | 180ml | 濃度調整（1投目） |
| 4投目 | 60ml | 240ml | 濃度調整（2投目） |
| 5投目 | 60ml | 300ml | 濃度調整（3投目） |

各投の間隔は**45秒**。前の湯が引いてから次を注ぐのが基本ですが、流れが遅い場合は45秒を目安にします。


### 抽出レシピ

**抽出方法**: 4:6メソッド（V60）  
**合計時間**: 約3分30秒〜4分

1. **V60とサーバーをセット。フィルターを湯通しして温める** — フィルターの紙臭を除去し、サーバーを温める
2. **コーヒー粉20gを入れ、表面を平らにする** — 挽き目はやや粗め
3. **タイマースタート。1投目：50mlを中心から外側に円を描きながら注ぐ** — 0〜10秒で注ぎ切る
4. **45秒待つ（粉が膨らんで落ち着くのを確認）** — 膨らみが大きい = 新鮮な豆
5. **2投目（45秒〜）：70mlを均等に注ぐ** — 前の湯が引いていることを確認してから
6. **45秒待つ（計90秒〜）** — 前半40%（120ml）の注湯完了
7. **3投目（90秒〜）：60mlを注ぐ** — 後半60%の1投目
8. **4投目（135秒〜）：60mlを注ぐ** — 後半60%の2投目
9. **5投目（180秒〜）：60mlを注ぐ** — 後半60%の3投目。計300ml
10. **最後の湯が落ちきったら完成：目標3分30秒〜4分** — 長すぎた場合は挽き目を粗くする


<!-- FlowChart component removed for markdown export -->

## 味の調整方法

4:6メソッドの最大の特長は、「どこを変えれば味がどう変わるか」が明確な点です。

### 前半（40%）を変える → 酸味と甘みのバランス

| 調整 | 味の変化 |
|------|---------|
| 1投目を多く（60ml）、2投目を少なく（60ml） | 酸味が増す |
| 1投目を少なく（40ml）、2投目を多く（80ml） | 甘みが増す、酸味が落ち着く |

**ロジック**：1投目が多いと酸味成分が早めに多く抽出される。2投目が多いと甘みを引き出す成分が多く溶け出す。

### 後半（60%）を変える → 濃度・ボディ

| 調整 | 味の変化 |
|------|---------|
| 3投に均等に分ける（各60ml）→ 標準 | バランスの取れたボディ |
| 4投に分ける（各45ml）→ 薄めが好みの方 | 軽いボディ・透明感が増す |
| 2投に分ける（各90ml）→ 濃いめが好みの方 | より重いボディ |


> 💡 **TIP**
>
> **初めてのうちは標準レシピを繰り返す**
> 4:6メソッドは「変数が少ない」ことが強みです。初回から調整しようとせず、まず標準の5投×45秒間隔を5〜10回繰り返して手を慣らしてください。安定して同じ味が出るようになってから、1投の量を変えて実験すると効果がわかりやすいです。


## 挽き目の選択

粕谷氏の4:6メソッドでは、**やや粗めの挽き目**を推奨しています。

- 一般的なV60の挽き目より1〜2ノッチ粗い
- 湯の流れが速くなり、5投で適切な抽出時間に収まる
- 細かすぎると5投でも過抽出になりやすい

目安として、総抽出時間が**3分30秒〜4分**に収まるよう挽き目を調整します。

### 焙煎度別の挽き目

| 焙煎度 | 挽き目の調整 |
|--------|------------|
| 浅煎り | 細かめ（密な構造で抽出が遅い） |
| 中煎り | 標準（変更なし） |
| 深煎り | やや粗め（多孔質で抽出が速い） |

## 湯温の設定

推奨温度は**93℃**ですが、豆の焙煎度によって調整できます：

| 焙煎度 | 推奨温度 |
|--------|---------|
| 浅煎り | 92〜96℃ |
| 中煎り | 90〜93℃ |
| 深煎り | 85〜90℃ |

## よくある質問

### Q：投と投の間が45秒より早く引いた（または遅かった）

**A**：湯の流れ方は挽き目と粉量に依存します。45秒より早く引く場合は挽き目を細かく、遅い場合は粗くしてください。完全に引いていなくても45秒で次を注いで問題ありません。

### Q：最後まで落ちるのに4分以上かかる

**A**：挽き目が細すぎる可能性があります。1〜2ノッチ粗くしてみてください。また、豆が新鮮すぎると（ロースト直後）膨らみすぎて流れが詰まることがあります。

### Q：20gより少ない（または多い）量で作りたい

**A**：スケールアップ・ダウンは比率（1:15）を維持するだけでOKです：
- 15g → 湯225ml（5投で各45ml + バランス調整）
- 30g → 湯450ml（5投で各90ml）

## 4:6メソッドが適している豆

- **浅煎り〜中煎り**：酸味と甘みのコントロールが最も効果を発揮する
- **シングルオリジン**：豆の個性を活かした調整がしやすい
- **エチオピア・ケニア・コロンビア**：明るい酸味と甘みのバランスを楽しめる

## まとめ

4:6メソッドは「理論的に理解できる」ハンドドリップです：

- **前半40%**（2投）：酸と甘みのバランスを設定
- **後半60%**（3投）：濃度・ボディを設定
- **間隔固定**（45秒）：変数を最小限に絞る

味が気に入らないとき、どこを変えればいいかが論理的にわかるため、試行錯誤が非常にしやすい方法です。初心者から上級者まで幅広く楽しめる、現代のハンドドリップの革新的なアプローチです。

## あわせて読みたい

- [Chemexの淹れ方ガイド｜クリーンで透明感のあるコーヒーを作る方法](https://coffee-guide.jp/brewing/chemex-brewing-method-guide)
- [ハンドドリップのタイミング完全ガイド｜蒸らし・注ぐ回数・抽出時間](https://coffee-guide.jp/brewing/pour-over-coffee-timing-complete-guide)
- [ハンドドリップ vs フレンチプレス vs エアロプレス 全比較ガイド](https://coffee-guide.jp/brewing/pour-over-vs-french-press-vs-aeropress-comparison)
- [エアロプレスチャンピオンシップレシピガイド｜世界大会の手法を解説](https://coffee-guide.jp/recipe/aeropress-championship-recipe-guide)
- [エアロプレス完全ガイド：逆さ法レシピとコツを徹底解説](https://coffee-guide.jp/brewing/aeropress-extraction-complete-guide-recipe)


### 編集部おすすめのコーヒーサービス（PR）

- **[HARIO 公式ネットショップ](https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=4B1CDL+GIS5YY+4XPI+5YRHE)** — V60ドリッパーで世界的に有名な老舗ガラスメーカー。公式ショップ限定商品も。 【V60の老舗】
- **[EPEIOS ドリップケトル](https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=4B1CDL+GFSZY2+5T0G+5YJRM)** — 世界一バリスタ監修のコーヒーアイテム。累計10万台突破のドリップケトルが人気。 【バリスタ監修】

---

*このページは AI クローラー向けの markdown 版です。画像・スタイル付きの正式版は [https://coffee-guide.jp/recipe/advanced-v60-recipe-tetsu-kasuya](https://coffee-guide.jp/recipe/advanced-v60-recipe-tetsu-kasuya) をご参照ください。*