ベトナムコーヒー(カフェスアダ)の作り方|練乳×コーヒーの定番レシピ

この記事のポイント
- カフェスアダはベトナム式コーヒーフィルター(フィン)で濃く抽出したコーヒーに練乳を加えたドリンク
- アイスで飲む場合は氷入りグラスに直接抽出し練乳と混ぜると本場の味に近い
- ロブスタ豆を使ったベトナムコーヒーは独特の力強い苦みと濃厚な香りが特徴
カフェスアダ(Cà Phê Sữa Đá)はベトナムを代表するコーヒードリンクです。フィンと呼ばれる伝統的なフィルターで濃く抽出したコーヒーに、甘い練乳を合わせてアイスで飲むスタイルが基本です。甘くて濃くてコクがあり、一度飲んだら忘れられない独特の風味があります。
カフェスアダとは
「Cà Phê」はコーヒー、「Sữa」は練乳、「Đá」は氷を意味します。つまり 練乳入りアイスコーヒー がそのまま名前になっています。ベトナムではコーヒー豆の国内生産量が世界2位を誇り、コーヒー文化が深く根付いています。
材料(1杯分)
- ベトナムコーヒー豆(または深煎りロブスタブレンド):15〜20g
- お湯:90〜100ml(92〜96℃)
- 練乳(加糖コンデンスミルク):30〜40ml(お好みで調整)
- 氷:アイスの場合はたっぷり
必要な器具
- ベトナム式コーヒーフィルター(フィン / Phin)
- コーヒーカップまたはガラスグラス
フィンとは
フィンはベトナム伝統のコーヒーフィルターで、底に細かい穴が開いたステンレス製のカップ型フィルターです。ドリッパー・フィルタープレート・圧縮板・フタで構成されており、コーヒーをゆっくりポタポタと抽出します。日本のAmazonや輸入食材店で購入可能です。
作り方:ホット版(カフェスア)
ステップ1:練乳をカップに入れる
カップに練乳を30〜40ml注いでおきます。
ステップ2:フィンをセットする
カップの上にフィンを乗せ、コーヒー粉15〜20gを入れます。付属のフィルタープレートを粉の上に軽く乗せます。
ステップ3:お湯を注ぐ
まず少量(大さじ1程度)のお湯を注いで30秒蒸らします。次に残りのお湯を全量注ぎ、フタをして待ちます。抽出時間は4〜6分が目安です。
ステップ4:混ぜて飲む
コーヒーが全部落ちたら、フィンを外してよくかき混ぜます。練乳がしっかり溶け込んだら完成です。
作り方:アイス版(カフェスアダ)
アイス版が本場の定番スタイルです。
- 練乳30〜40mlをガラスに入れる
- フィンをセットしてコーヒーを抽出する(上記と同様)
- 別の背の高いグラスに氷をたっぷり入れる
- 抽出したコーヒー+練乳をよくかき混ぜてから、氷入りグラスに注ぐ
- ストローでさらに混ぜながら飲む
練乳の量を調整する:甘さは完全に好みで決めて構いません。砂糖の代わりに練乳を使う点がベトナムコーヒーの特徴で、甘みとコクが同時に加わります。少ない量から試して好みの甘さに調整しましょう。
豆の選び方
本場ベトナムでは ロブスタ種 または アラビカ+ロブスタブレンド を使います。
| 豆の種類 | 風味 | 推奨度 |
|---|---|---|
| ベトナム産ロブスタ | 強い苦み、チョコレート感 | ◎ 本格的な味 |
| アラビカ深煎り | なめらかで飲みやすい | ○ 入手しやすい |
| ブレンド(ロブスタ入り) | バランスが良い | ◎ おすすめ |
日本では「G7」「チュングエン」などのベトナム産コーヒーブランドがオンラインで購入できます。
フィンなしで作る方法
フィンがない場合の代替方法です。
- モカポット:濃い目に抽出して練乳と合わせる
- フレンチプレス:豆を多めにして4〜5分浸出後、プレスして使用
- コールドブリュー:水出しで濃く作り、練乳と合わせる
まとめ
- 基本:フィンで濃く抽出 + 練乳30〜40ml
- アイス版が定番:氷入りグラスに注ぐのが本場スタイル
- 豆はロブスタ系または深煎りが合う
- 甘さは練乳で調整:少量から試して自分好みに
この記事を書いた人
Coffee Guide編集部
コーヒーを愛するライター・バリスタチーム。豆の選び方から抽出方法、カフェ文化まで、コーヒーに関するあらゆる情報をお届けします。
執筆者の経験
- バリスタ資格保持者
- 自家焙煎カフェ運営経験
- コーヒー輸入業界での勤務経験