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ドリッパー徹底比較 V60・カリタ・ケメックス・ORIGAMI【2026年版】

Coffee Guide編集部初心者向け
ドリッパー徹底比較 V60・カリタ・ケメックス・ORIGAMI【2026年版】

この記事のポイント

  • 安定した味を求める初心者にはカリタウェーブ、コーヒーの腕を磨きたい方にはV60がおすすめ
  • クリアで繊細な味を楽しみたいならケメックス、2スタイルを一台で試したいならORIGAMI
  • 4種類のドリッパーに共通するのは「ペーパーフィルターを使ったクリーンな味わい」という点

コーヒードリッパーを選ぼうとすると、選択肢の多さに迷ってしまうことがあります。ハリオV60・カリタウェーブ・ケメックス・ORIGAMI は、2026年現在のハンドドリップシーンで特に人気が高い4種類のドリッパーです。

この記事ではそれぞれの構造・味の特徴・難易度・価格を徹底比較し、「自分にはどのドリッパーが向いているか」を判断できるガイドをお届けします。

4種類のドリッパー 基本比較表

比較項目ハリオ V60カリタ ウェーブケメックスORIGAMI
形状円錐型平底型円錐型(一体型)円錐・平底両対応
抽出孔大穴1つ小穴3つ1つ(大穴)1つ(大)
難易度中〜高低〜中
フィルター専用円錐フィルター専用ウェーブフィルター専用厚手フィルター円錐・平底両対応
味の傾向クリア・明るいバランス・安定超クリア・軽いフィルターによる
価格帯¥1,500〜¥2,000〜¥9,800〜¥3,300〜
対象中〜上級者初心者〜中級者初心者〜中級者中級者〜

ハリオ V60(円錐型・大穴一つ)

特徴と設計

V60は円錐型で底に大きな一つの穴を持つドリッパーです。内壁には螺旋状のリブが彫られており、お湯の流れを誘導します。大穴なのでフロー(お湯の流れ)が速く、抽出時間が短めです。

味の特徴

注ぎ方のコントロールがそのまま味に反映されます。ゆっくり注ぐと濃くなり、速く注ぐと薄くなります。上手く淹れると 非常にクリアで明るい、フルーティな味 が出ます。浅煎りのスペシャルティコーヒーとの相性が最高です。

向いている人

技術が向上するにつれてコーヒーが美味しくなる「上達の達成感」を楽しみたい方。注ぎ方を変えて様々な味を試したい実験好きなコーヒーファンに向いています。

V60は「注ぎ方が全て」のドリッパーです。細口ケトルで一定の速度でお湯を注ぐ練習が必要ですが、習得すれば他のどのドリッパーよりも繊細な味を引き出せます。


カリタ ウェーブドリッパー(平底型・3穴)

特徴と設計

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カリタ コーヒードリッパー ステンレス製 ウェーブシリーズ 185 2〜4人用

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★★★★4.4
¥2,500
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平底に3つの小さな穴があり、コーヒー粉が底面全体に均等に広がります。20枚のウェーブ(波型)フィルターが空気層を作り、温度保持と均一な水流を実現します。

味の特徴

バランスが良く、失敗しにくい 安定した味が特徴です。甘み・酸味・苦みのバランスが取れた飲みやすいコーヒーになります。注ぎ方の多少のブレが味にあまり影響しないため、毎回同じ味を再現しやすいです。

向いている人

コーヒーを始めたばかりの初心者、毎日同じ味を再現したい方、技術より安定性を重視する方に最適です。「コーヒーは美味しく飲めれば十分」というライトユーザーにもおすすめです。


ケメックス(ドリッパー&サーバー一体型)

特徴と設計

おすすめ商品
CHEMEX コーヒーメーカー 6カップ CM-6A 正規輸入品

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★★★★4.5
¥12,800
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ドリッパーとサーバーが一体になったガラス製コーヒーメーカー。専用の極厚フィルター(一般フィルターの2〜3倍)が油分と微粉を除去します。

味の特徴

4種類の中で 最もクリアで油分の少ない コーヒーが仕上がります。舌触りが軽くほとんど透明感があり、コーヒーの香りや酸味が際立ちます。フルーティな浅煎りコーヒーとの相性が特に優れています。

向いている人

デザイン性を重視する方、インテリアとしてのコーヒー器具を探している方、浅煎りスペシャルティコーヒーの繊細な風味を楽しみたい方に向いています。


ORIGAMI ドリッパー(両フィルター対応)

特徴と設計

おすすめ商品
k-ai ORIGAMI オリガミ ドリッパー Sサイズ ホワイト

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★★★★4.4
¥3,850
磁器製1〜2杯用円錐・平底両フィルター対応20枚リブ美濃焼日本製
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使用するフィルターの形状によって抽出特性が変わる、ユニークなオールラウンドドリッパーです。円錐フィルター使用時はV60に近い特性、平底フィルター使用時はカリタウェーブに近い特性になります。

味の特徴

フィルタータイプによって味が変わるため、一台で複数スタイルを試せます。美濃焼磁器製は熱保持性が高く、どちらのフィルターでも安定した抽出温度を維持できます。

向いている人

複数のドリッパーを試してみたいが、一台でまとめたい方。コーヒー好きが高じてきた中級者や、デザインと機能の両方を重視する方に向いています。


4種類 詳細比較

難易度の違い

カリタウェーブ(易しい)ケメックス(普通)V60(難しい)ORIGAMI(使い方次第)

カリタウェーブは最も失敗しにくく、初心者に最適です。V60は注ぎ方の技術が直接味に影響するため習得に時間がかかります。ケメックスは時間と豆の量の管理ができれば比較的再現しやすいです。

味の差

ドリッパーボディ明るさ甘み安定性
V60軽〜中★★★★★★★★技術依存
カリタウェーブ★★★★★★★★★★★★
ケメックス非常に軽い★★★★★★★★★★★★
ORIGAMIフィルター次第★★★〜★★★★★★★〜★★★★★★★★

価格の差

ドリッパー本体価格フィルター(50枚)
V60(プラスチック)〜¥1,500〜¥300
カリタウェーブ(ステンレス)¥2,000〜2,500〜¥600
ケメックス(6カップ)¥12,800〜¥800
ORIGAMI(磁器・S)¥3,850¥300〜600

ケメックスは本体価格が最も高く、専用フィルターも必要です。V60のプラスチックモデルが最も安価でトライしやすいです。


シーン別・タイプ別おすすめ

「まず失敗せず美味しく飲みたい」 → カリタ ウェーブドリッパー

「コーヒーを本格的に追求したい」 → ハリオ V60

「デザインも大事、クリアな味が好き」 → ケメックス

「一台で色々試したい、デザイン重視」 → ORIGAMI

「どれか一台迷ったら」 → カリタ ウェーブドリッパー 155


まとめ

4種類のドリッパーはそれぞれ明確な特徴と得意なシーンを持っています。

カリタウェーブ は初心者から中級者まで最もおすすめできる安定感のあるドリッパーです。V60 はコーヒーを深く追求したい方向けで、習得すれば最もレベルの高い味を引き出せます。ケメックス はデザインとクリアな味わいを重視する方に最適で、ORIGAMI は柔軟な使い方と日本のクラフトマンシップを体験したい方に向いています。

最初の一台を選ぶなら カリタウェーブドリッパー 155(ステンレス製) が最もおすすめです。安定性が高く、失敗が少なく、長く使い続けられます。

この記事を書いた人

Coffee Guide編集部

Coffee Guide編集部

コーヒーを愛するライター・バリスタチーム。豆の選び方から抽出方法、カフェ文化まで、コーヒーに関するあらゆる情報をお届けします。

執筆者の経験

  • バリスタ資格保持者
  • 自家焙煎カフェ運営経験
  • コーヒー輸入業界での勤務経験

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