オーツミルク・アーモンドミルク・豆乳コーヒーの作り方比較

この記事のポイント
- オーツミルクはクリーミーで泡立ちが良くラテに最も向いており「バリスタ用」を選ぶとスチームしやすい
- アーモンドミルクは淡白でコーヒーの風味を邪魔しないが、酸性のコーヒーと混ざると分離しやすい
- 豆乳は植物性ミルクの中でタンパク質量が多くスチームできるが、豆臭さが気になる人には向かない
乳製品を避けたい、または乳糖不耐症の方にとって、植物性ミルクでのコーヒーは日常的な選択肢です。ただし、植物性ミルクは種類によってコーヒーとの相性が大きく異なります。このガイドでは3種類の主要な植物性ミルクを比較し、それぞれに最適なコーヒードリンクの作り方を解説します。
植物性ミルク3種の比較
| 特徴 | オーツミルク | アーモンドミルク | 豆乳 |
|---|---|---|---|
| 風味 | ほのかに甘く穀物風味 | 淡白・ナッツ風味 | 豆・大豆風味 |
| スチーム適性 | 非常に良い | やや難しい | 良い |
| 分離リスク | 低い | 高い(酸性コーヒー) | 中程度 |
| クリーミー感 | 高い | 低い | 中程度 |
| カロリー(100ml) | 約47kcal | 約13〜25kcal | 約43kcal |
| タンパク質 | 低い | 低い | 高い |
オーツミルクコーヒー
特徴
オーツミルクは現在、カフェで最も人気の植物性ミルクです。クリーミーな質感と優しい甘みがコーヒーと非常によく合い、スチームでマイクロフォームも作りやすいため、ラテアートも可能です。
おすすめドリンク:オーツミルクラテ
材料
- エスプレッソ 1〜2ショット
- バリスタ用オーツミルク:150〜180ml
作り方
- エスプレッソを抽出してカップに注ぐ
- オーツミルクをスチームして60〜65℃のマイクロフォームを作る(牛乳と同じ手順)
- スチームミルクをエスプレッソに注ぐ
「バリスタ用」を選ぶ:オーツミルクには通常版と「バリスタ用(Barista edition)」があります。バリスタ用は添加物が調整されており、スチームしたときにきれいなフォームができます。通常版はスチームすると分離しやすいです。
アイスオーツミルクラテ
グラスに氷を入れ、冷たいオーツミルクを先に注ぎ、その上からエスプレッソを注ぎます。混ぜずにレイヤーのまま楽しんでも、ステアして飲んでもどちらでも美味しいです。
アーモンドミルクコーヒー
特徴
アーモンドミルクはカロリーが低く、淡白な風味がコーヒーの香りを邪魔しません。ただし、タンパク質量が少ないためスチームでフォームが作りにくく、酸性の強いコーヒー(浅煎りなど)と混ざると分離する場合があります。
おすすめドリンク:アイスアーモンドミルクラテ
材料
- エスプレッソ 1〜2ショット(少し冷ます)
- アーモンドミルク:150〜180ml
- 氷:適量
作り方
- エスプレッソを少し冷ます(熱いエスプレッソをアーモンドミルクに注ぐと分離しやすい)
- グラスに氷とアーモンドミルクを入れる
- 冷ましたエスプレッソをゆっくりと注ぐ
- 好みでバニラシロップを追加する
分離対策:アーモンドミルクは熱いエスプレッソに直接触れると分離(凝固)しやすいです。ホットドリンクには向いていない場合が多く、アイスコーヒーでの使用が最も安定しています。
豆乳コーヒー
特徴
豆乳は植物性ミルクの中でタンパク質含有量が最も多く、スチームしたときにフォームを作ることができます。ただし、独特の豆臭さや風味があり、コーヒーの風味と喧嘩することがあります。豆臭さが気にならない人には、最もスチーム適性の高い植物性ミルクです。
おすすめドリンク:豆乳ラテ
材料
- エスプレッソ 1〜2ショット
- 調製豆乳(無糖):150〜180ml
作り方
- エスプレッソを抽出する
- 豆乳をスチームして60℃前後まで温める(65℃以上になると分離しやすい)
- スチームした豆乳をエスプレッソに注ぐ
豆乳コールドブリューラテ
材料
- コールドブリュー:80〜100ml
- 豆乳:100〜120ml
コールドブリューは酸性が低いため豆乳と相性が良く、アイスで飲む場合は分離のリスクが低いです。
まとめ
- ホットラテ → オーツミルク(バリスタ用)が最適
- アイスラテ → アーモンドミルクも選択肢、オーツミルクも可
- スチームしたい → 豆乳またはバリスタ用オーツミルク
- 酸性の強い 浅煎りコーヒー にはアーモンドミルクは向かない
- それぞれ風味が異なるため、自分の味の好みで選ぶのが最善
この記事を書いた人
Coffee Guide編集部
コーヒーを愛するライター・バリスタチーム。豆の選び方から抽出方法、カフェ文化まで、コーヒーに関するあらゆる情報をお届けします。
執筆者の経験
- バリスタ資格保持者
- 自家焙煎カフェ運営経験
- コーヒー輸入業界での勤務経験