Breville バリスタエクスプレス レビュー【BES870XL 実機評価】
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この記事のポイント
- Breville Barista Expressはグラインダー内蔵エスプレッソマシンの決定版で、豆から60秒以内にエスプレッソが完成
- PID温度制御・54mmポルタフィルター・16段階グラインド調節を完備した本格仕様
- デメリットは本体の大きさと重さ、高価格(Amazonの出品は米国向けの整備済み品で17万8,000円)、メンテナンスの複雑さ
「エスプレッソマシンとグラインダーを両方買うと場所も費用も大変」という悩みに対して、最もエレガントな答えを出した製品が Breville(ブレビル)のBarista Express です。コニカルバーグラインダーをエスプレッソマシン本体に内蔵し、豆を入れてボタンを押すだけで 60秒以内に挽きたてのエスプレッソ が完成します。
この記事ではBES870XLの実機を使って感じた魅力と弱点を、忖度なしに詳しくレポートします。
- ✓Breville Barista Expressはグラインダー内蔵エスプレッソマシンの決定版で、豆から60秒以内にエスプレッソが完成
- ✓PID温度制御・54mmポルタフィルター・16段階グラインド調節を完備した本格仕様
- ✓デメリットは本体の大きさと重さ、高価格(Amazonの出品は米国向けの整備済み品で17万8,000円)、メンテナンスの複雑さ
Breville Barista Express BES870XLのスペック

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| スペック | 詳細 |
|---|---|
| ポンプ圧力 | 15bar(最大) |
| グラインダー | コニカルバー式、16段階調節 |
| 加熱方式 | サーモコイル式、PID温度制御 |
| ポルタフィルター | 54mm(ステンレス製) |
| 水タンク容量 | 2L |
| 豆ホッパー容量 | 250g |
| 本体寸法 | 約31.5cm(W)× 33.3cm(D)× 40.4cm(H) |
| 本体重量 | 約9.5kg |
| 電源 | 110〜120V(米国向けの型)、1,600W |
ただし、Amazonに出ているこの商品は米国向けの型の整備済み品(リファビッシュ)で、購入欄は17万8,000円(2026年9月19日時点)。日本の家庭用コンセントは100Vなので、買う前に電源の仕様を確かめてください。
最大の魅力:グラインダー内蔵で「豆→エスプレッソ60秒」
セミオートエスプレッソマシンを使うには通常、別途グラインダーが必要です。高品質なグラインダーは単体で3〜5万円するため、マシン本体と合わせると総額10〜15万円になるケースも珍しくありません。
Barista Expressはこの問題を根本から解決しました。内蔵のコニカルバーグラインダー は16段階の粒度調節に対応し、エスプレッソ用の細挽きから粗挽きまでカバーします。
実際の使用手順
- 豆ホッパーに豆を入れる — 最大250g
- グラインド量を設定 — ダイヤルで1〜2杯分を選択
- ポルタフィルターをグラインダー出口に差し込む
- グラインドボタンを押す — 数秒で豆が挽かれてポルタフィルターに落ちる
- タンピングする — 付属の統合タンパーで
- エスプレッソ抽出ボタンを押す
この全工程が 30〜60秒 で完了します。
グラインド量の調整コツ
デフォルト設定は平均的な豆に合わせてありますが、深煎り豆と浅煎り豆では最適な挽き量が変わります。まず中程度の設定から始めて、ショットの仕上がり(味・クレマの量・抽出時間)を見ながら少しずつ調整するのが上達の近道です。
PID温度制御の実力
エスプレッソ抽出温度は 91〜96°C が適切とされており、温度が1°C変わるだけで味が変わります。Barista ExpressはPID(比例積分微分)制御で温度を管理しており、メーカーによれば抽出のお湯は約93℃(200°F)。
デロンギ DedicaなどのエントリーモデルはPIDを搭載していないため、抽出のたびに温度がやや変動します。Barista ExpressのPID制御は、毎回同じ品質を再現する上で重要な優位性です。
54mmポルタフィルター
Barista Expressのポルタフィルターは、直径54mmのステンレス製(メーカー公式の仕様)。タンパーも54mm用が本体に付いています。バスケットやタンパーを買い足すときは、54mm用を選んでください。
正直なデメリット評価
メリット
- +グラインダー内蔵で場所・費用を節約しつつ挽きたてエスプレッソを実現
- +PID温度制御で抽出温度が安定し毎回同じ品質を再現
- +54mmのステンレス製ポルタフィルターと、本体に収まるタンパーが付属
- +豊富なアクセサリーと詳細な説明書で設定が理解しやすい
デメリット
- -本体が大きく重い(約9.5kg)。幅32cmほどの置き場所が要る
- -Amazonの出品は整備済み品で17万8,000円と高価。予算が厳しい場合はデロンギEC885+別途グラインダーの方が安い場合も
- -グラインダーとマシンが一体なのでどちらかが故障すると全体が使えなくなる
こんな人に向いている / 向いていない
向いている人
- エスプレッソマシン とグラインダーを別々に置くスペースがない
- 「豆→エスプレッソ」を 効率よく 楽しみたい
- セミオートエスプレッソの中で 一台目としてある程度の本格性 を求める
- 中級者向けの機能(PID・54mmポルタフィルター・グラインド調節)を初めから使いたい
向いていない人
- すでに高品質なグラインダーを持っている(Niche Zero、Fellow Ode等)
- 置き場所の幅が32cmに満たない
- 予算が6万円以下でグラインダーも込みで揃えたい
- エスプレッソを一日10杯以上引く本格的なカフェ志向(デュアルボイラー機を検討)
BES870XL vs BES881BTR(Barista Touch Impress)比較
| 項目 | BES870XL | BES881BTR |
|---|---|---|
| 価格 | 17万8,000円(Amazonの整備済み品、2026年9月19日時点) | 約149,800円 |
| 操作 | ダイヤル・ボタン | タッチスクリーン |
| タンピング | 手動 | 自動(Impress Puck System) |
| ミルクフォーサー | 手動スチームワンド | 自動ミルクフォーサー搭載 |
| 向いている人 | 手を動かす楽しさを求める中級者 | 操作を簡単にしたい初〜中級者 |
BES870XLはバリスタの腕が磨ける「手動操作の楽しさ」があります。BES881BTRは自動化が進んでいるため、操作は楽です。
総合評価
まとめ
Breville Barista Express BES870XL は「グラインダー内蔵エスプレッソマシン」カテゴリで2026年現在も最も完成度の高いモデルの一つです。
PID温度制御・54mmポルタフィルター・コニカルバーグラインダーという三要素を、一台にまとめたモデル。
「グラインダーも含めて一台で揃えたい」「キッチンのカウンタースペースを一台分だけ確保したい」という方には、現時点で最も合理的な選択肢の一つです。ただしAmazonの出品は米国向けの整備済み品なので、電源の仕様と価格を確かめてから選んでください。
よくある質問
QBreville Barista Expressの特徴は?
QBreville Barista Expressの価格は?
QBreville Barista Expressのデメリットは?
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他の機種と比較したい方へ
Breville バリスタエクスプレスはグラインダー内蔵セミオートの定番です。他の選択肢も比較したい方は以下を確認してください。
- 本格セミオートの全機種を一覧で → セミオートエスプレッソマシンおすすめ8選【2026年版】
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この記事を書いた人専門家監修
Coffee Guide編集部
コーヒーの専門資格を持つライター・バリスタチーム。産地訪問や焙煎所での実地経験に基づき、豆の選び方から抽出方法、器具レビューまで、実体験に裏付けられた情報をお届けします。
保有資格・経験
- J.C.Q.A.認定コーヒーインストラクター
- SCA(スペシャルティコーヒー協会)認定バリスタ
- 自家焙煎カフェ運営経験 5年以上
- 年間200種以上のコーヒー豆をテイスティング
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