ハリオ V60 電動グラインダー レビュー|39段階調節の使い勝手
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この記事のポイント
- ハリオ V60 電動グラインダーは中細挽きから粗挽きまでを39段階で調節できる
- コニカルステンレス臼でV60ドリップに最適な均一な粒度を実現
- 粒度調節は旧モデル(EVCG-8B-J)の44段階から39段階に減り、本体は2.45kgから1500gに軽くなった新型
ハリオのコーヒーグラインダーラインナップに2024年以降の新型として加わった V60 電動コーヒーグラインダーコンパクトN(EVCN-8-B) は、旧来の EVCG-8B-J の後継モデルです。粒度調節は旧モデルの44段階に対して39段階、本体の重さは2.45kgに対して1500g。
この記事では EVCN-8-B を実際に使用した際の評価、旧モデルとの比較、そしてV60ドリップとの相性を詳しくレビューします。
- ✓ハリオ V60 電動グラインダーは中細挽きから粗挽きまでを39段階で調節できる
- ✓コニカルステンレス臼でV60ドリップに最適な均一な粒度を実現
- ✓粒度調節は旧モデル(EVCG-8B-J)の44段階から39段階に減り、本体は2.45kgから1500gに軽くなった新型
EVCN-8-B の基本スペック
※ 価格は変動する場合があります。リンクにはアフィリエイトリンクを含みます。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 刃の種類 | コニカル型ステンレス臼 |
| 粒度調節 | 39段階 |
| ホッパー容量 | 100g |
| 本体サイズ | 幅13.0×奥行18.5×高さ31.2cm |
| 重量 | 1500g |
コンパクトN の「N」はNew(新型)を意味します。旧モデル(EVCG-8B-J)との違いは、粒度調節の段階数(旧モデルは44段階)と本体の大きさ・重さです。
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旧モデル EVCG-8B-J との比較
| 比較項目 | 旧モデル(EVCG-8B-J) | 新型(EVCN-8-B) |
|---|---|---|
| 粒度調節 | 44段階 | 39段階 |
| 刃の素材 | コニカルステンレス臼 | コニカルステンレス臼 |
| 本体サイズ | 幅23×奥行13.5×高さ39cm | 幅13.0×奥行18.5×高さ31.2cm |
| 本体重量 | 2.45kg | 1500g |
| 価格 | 約11,000円 | 約14,300円 |
新型は、フタを上から押して内部にエアーを送り、微粉を粉受けに押し出すクリーナー機能と、コーヒー粉が飛び散りにくくなる静電気除去機能を搭載しています。
39段階の粒度設定を使い分ける
EVCN-8-Bの39段階は中細挽きから粗挽きまでで、ざっくりと使い分けるとすると以下のようなガイドラインになります。
| 粒度設定の目安 | 対応抽出方法 |
|---|---|
| 1〜16(中細挽き) | エアロプレス・コーヒーメーカー |
| 17〜25(中挽き) | V60 ハンドドリップ(最も相性が良い) |
| 26〜33(中粗挽き) | ネルドリップ・フラットドリッパー |
| 34〜39(粗挽き) | フレンチプレス・コールドブリュー |
V60 ドリップに最適な範囲は概ね 17〜23 あたりです。豆の焙煎度と好みの味わいによって数ステップの微調整を繰り返すことで、狙った風味に近づけることができます。
V60 ドリップでの最初の設定
ハリオ V60 でハンドドリップを始める際は、まず 設定20 からスタートするのがおすすめです。抽出時間が2分30秒〜3分になるよう調整し、短すぎれば粒度を細かく、長すぎれば粗くしていきましょう。
コニカルステンレス臼の実力
EVCN-8-Bの刃は、旧モデルと同じコニカルステンレス臼。コニカル(円錐型)ステンレス臼の特徴は以下の通りです。
均一性の高さ: 豆が刃の間を一定経路で通るため、粒のサイズが揃いやすく、抽出のムラが減ります。特にV60のような速い抽出では均一な粒度が味の均一性に直結します。
耐久性: セラミックと比べ金属臼は割れるリスクが低く、長期使用での性能劣化が少ないとされています。
摩擦熱の低さ: 高速プロペラ式と比べると摩擦熱が少なく、豆の香り成分の劣化を抑えます。
日常の使い勝手を検証
使いやすいポイント
コンパクトな本体: 幅13.0cm・奥行18.5cmの本体は、他の器具と並べてもスペースを取りすぎません。毎日キッチンに出しっぱなしにしても邪魔になりにくいサイズ感です。
操作のシンプルさ: 粒度調節ダイヤルを回して電源を入れるだけ。複雑な設定画面はなく、初心者でも迷わず使えます。
粉受けの使い勝手: 粉受けはドリッパーの下に直接置ける設計になっており、V60 ドリッパーとの連携がスムーズです。
改善を求めたいポイント
豆の投入量: ホッパー容量は100gで、旧モデルの240gより少なめ。大量に豆を入れておくストック型の使い方はできません。
静電気: コーン式グラインダーに共通の課題で、粉受けへの静電気付着はあります。使用後に軽く粉受けをタップすることで残粉を減らせます。
グラインド音: 電動グラインダーとして平均的なレベルですが、早朝の使用では家族を起こしてしまう可能性があります。
メリット
- +39段階調節でV60ドリップに最適な粒度を精密に設定できる
- +コニカルステンレス臼による均一な粒度でハンドドリップの質が上がる
- +コンパクトな本体でキッチンに置きやすい
- +V60ドリッパーとの組み合わせでそのまま受けられる設計
デメリット
- -ホッパー容量が100gで、旧モデルの240gより少ない
- -静電気によって粉受けに粉が付着する
- -電動グラインダーとして若干音が大きい
- -価格が旧モデルより高くなった(約14,300円)
旧モデル(EVCG-8B-J)との選び方
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旧モデルの EVCG-8B-J は現在も販売されており、価格は約11,000円と新型より約3,000円安くなります。
旧モデルがおすすめな場合:
- コーヒーを始めたばかりで、まず電動グラインダーを体験したい
- 粒度を44段階で細かく刻みたい
- 予算を抑えたい
新型(EVCN-8-B)がおすすめな場合:
- 軽くて置きやすい本体(1500g)がほしい
- 微粉を押し出すクリーナー機能や静電気除去機能がほしい
- 長期的に使う1台として品質にこだわりたい
まとめ
ハリオ V60 電動グラインダーコンパクトN(EVCN-8-B)は、39段階という粒度調整の幅広さとコニカルステンレス臼の品質により、ハンドドリップ入門〜中級者の電動グラインダーとして完成度が高い 一台です。
粒度はV60などのハンドドリップに合う中細挽きから粗挽きまでの39段階で、本体は旧モデルより軽い1500g。ハリオのエコシステムで統一したい方や、初めての電動グラインダーとして信頼できるブランドを選びたい方にとって、最適な選択肢のひとつです。
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この記事を書いた人専門家監修
Coffee Guide編集部
コーヒーの専門資格を持つライター・バリスタチーム。産地訪問や焙煎所での実地経験に基づき、豆の選び方から抽出方法、器具レビューまで、実体験に裏付けられた情報をお届けします。
保有資格・経験
- J.C.Q.A.認定コーヒーインストラクター
- SCA(スペシャルティコーヒー協会)認定バリスタ
- 自家焙煎カフェ運営経験 5年以上
- 年間200種以上のコーヒー豆をテイスティング
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